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あるがままの世界

 宇佐晋一

大阪東方出版 (1987/11)

東福寺が森田の弟子で禅僧出身の宇佐玄雄を招いてつくったのが、三聖病院であるが、病院は息子の晋一(この本の共著者)に引き継がれ、開院60年を迎えている。三聖病院の歩み、晋一の講話や日々、書き綴ったものをまとめたのが本書である。宗教との深いかかわりあいの中で森田療法を浮き彫りにするのが本書の目的である

真実に生きる
 
三聖病院, 三省会 編

宇佐晋一先生の論文・玄雄前院長の講話集。

  • 目覚めへの道

  • (巻頭言)ノイローゼに"生きる"

  • 神経質治療講話 

  • 吃りの迅速根治法

  • 安心をこえる

森田療法の施設の中でも、禅の影響を強く受けていると言われる三聖病院。院長宇佐晋一氏が、三聖病院独自の森田療法、“宇佐療法”の全貌を語ります。
 

続・あるがままの世界

宇佐晋一、木下勇作

大阪東方出版 (1987/11)

無条件降伏で「いきなりの全治」が出現する。治らずに治る世界、第二弾。

心は「もの」ではない。あるがままの世界を受け入れる無条件降伏で「いきなりの全治」が出現する。森田正馬により生み出された精神療法、森田療法について説く講話集。

禅的森田療法

宇佐晋一 

三省会編 2004

三聖病院で森田療法を施行し、神経質者の救済にあたっている宇佐晋一氏の講話及びエッセイと三聖病院で入院森田療法による日記指導を受けた3名の患者の日記とから構成されている。本書の底流には森田療法の禅宗的解釈が伺える。

対人恐怖に悩む青年が、京都、東福寺の境内にある“三聖病院”に入院する。青年は最初、禅寺のような生活に戸惑い、治療に対して疑問と葛藤を抱くが、宇佐院長の「自分の心を言葉にするから神経症になる。概念化しないこと、自分を隠した建前の生活が大切」との一貫した主張のもと、私語を禁止された治療環境の中で次第に宇佐院長の考えに影響されていく。果たしてこれは医学なのか?それとも宗教なのか?三聖病院への入院から退院、そして退院1年後まで、彼の心の旅を追う。
 

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