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三省会
神経症修養者の集い 三省会
三聖病院は、日本で生まれ、そのユニークさで海外で知られる森田療法の、
日本で数少ない、源法を守る専門施設です。
三省会とは、大正十五年(1926)「出家とその弟子」を著作した倉田百三
も修養した三聖病院で、神経質(神経症)を脱皮した修養生(三聖病院では神経症
を病気と見ていないから患者と呼ばず修養生と云う)が集まって、一層の修養と親
睦を深める為に、昭和六年(1931)森田正馬が講演に来訪した時に組織された
集まりです。
森田療法とは
神経症の治療にとって画期的な精神療法が1919年 日本において誕生しました。
森田正馬(まさたけ、通称:しょうま) 東京慈恵会医科大学名誉教授の20数年にわ
たる神経質に対する研究と苦心の治療経験から生まれたユニークな系統的精神療法
です。
森田療法は不安をめぐるさまざまな症状をどう治すかに重点を置かず、日常生活
の中に、もはや神経症の成立しえない健康な状態を実現するところに他の精神療法
との大きな違いがあります。
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